DARKHORSEvol.2結果レポート

2023年6月4日@くにたち市民芸術小ホール

バトル部門U-9部門 エントリー41名
 U-12部門 エントリー41名
 U-15部門 エントリー23名
ジャッジJillow sunshine / Tamaki / Runa Miura
バトルDJ masaaki
MCMSZ

U-9部門


優勝 Ina(埼玉)

準優勝 壮助

Best4 Haruto(千葉)

Best4 涼介(群馬)

U-12部門


優勝 yuhi(D’z)

準優勝 ようちゃむ(埼玉)

Best4 ICHIGON(茨城)

Best4 YOSHI

U-15部門


優勝 RYO(埼玉)

準優勝 YUA(茨城)

Best4 Miu

Best4 Hiro(長野)

バトル総評


JUDGE Jillow sunshine

お疲れ様です。今回ジャッジとしてあの場に携わらせていただきました、Jillow sunshineです。とても素敵なイベントに関わらせていただき本当にありがとうございました。僭越ながら、ジャッジとしての感想などを書かせていただきます。まず、総評でも話させて頂きましたが、U-9,U-12,U-15と、細かくカテゴリー分けされていましたか、たかが3年、されど3年。本当に3つのカテゴリーそれぞれに特色があり、3歳の差はこんなにも大きいものなんだと身をもって感じました。

まず、U-9サイド。こちらは本当に純粋に踊ることへの真っ直ぐさと、自分が感じたものをそのまま表現する。楽しいダンスもカッコ良いダンスも、緊張のダンスも、本当に様々ダンスがあり、それを本人たちがこう見せようと思って踊っていない分、よりナチュラルに自然体なダンスとして受け取りやすかったです。何が良いダンスかということに正解はないかもしれませんが、この日のこのサイドでは、自分が感じたそのままのものを、音楽という力を借りて、会場を巻き込んでいた踊りが勝ち上がっていったかなという印象でした。
特に自分の中で、印象に残っているのは、予選はあがらなかったけど、自分のカッコイイや楽しいをそのまま体現しようとしていた、淩久、RIZUMU、YU-KA、RYUNOSUKEです。
トーナメントでは、涼介、壮助、Inaは特に光って見えました。今後のダンスの変化がとても気になりました。

次にU-12サイド。こちらはU-9と比べて、自分が感じたものをそのまま踊ることはもちろん。そのうえでそれをどう伝えるか、どう表現していくかということを意識して踊る子達が増えて来た印象でした。個性を伸ばしたい子、形の美しさを伸ばしたい子、雰囲気を伸ばしたい子、音楽へのアプローチを伸ばしたい子。色んなこう見せたい!が、あってとてもワクワクしました。その中でもやはりそれがより人に伝えるという面で形になってきている子達が予選は突破していった印象でした。ただトーナメントからはまさに異種格闘技みたいに自分たちのこうなりたいが別角度からぶつかりあっていて、本当にワクワクしました。
予選、トーナメントを通して印象に残っているのは、ICHIGON,Ni-na,YUZU,HINATA,颯良,MEISA,HARUT2は、自分のこう見せたいが形になってきていて、胸を動かされました。
そして、自分の中でこの日のベストバウト、ようちゃむ☆vsYOSHIは、本当にワクワクさせてもらいました。

最後にU-15サイド。こちらはこう見せたいよりも、こうなりたい。先生や好きなダンサーへの憧れや自分の中の理想が強くなってきて、そこに近づこうとしている子が多くいた印象です。その分U-9,U-12サイドと比べると、自分の裸というか、そのままの自分というものを恥ずかしがらずに思い切り出せている子は少なかったように感じました。
その中でも、自分のなりたいと、今のありのままの自分がリンクして形になっている子が勝ち上がっていった印象でした。
RYOとMINAMIは自分らしさと理想のバランスをちょうど良くとることがこの日はしっくりきていた印象でした。特にRYOは予選からずっと自分の中でのカッコイイの安定感があった印象でした。またそんな中でも一際独特なフレイバーをかもしだしていたYuzuはとても魅力的でもう少しみたいと思わせてもらいました。

全サイドを総じて、自分がありのままかんじたもの、憧れの踊りや理想の自分に対する強い気持ち、ありのままの自分を出す勇気、練習してきたものを即興のライブで出す難しさ、そしてその狭間にあるギャップがスっと自分の中に入ってきたダンサーが光ってみえました。そのギャップは今の自分にももちろんあります。でも、すべてを楽しんでダンスを続けてもらえたら嬉しいなと思いました。また見させてもらいたいダンスがたくさんありました!3年でこんなに変われるんだ、いつまで経っても変わらないものもあるんだ。ってことを改めて実感させて貰いました。自分も引き続き精進します!ありがとうございました。

JUDGE Tamaki

音楽をしっかり聴いて踊れている方が多い印象でした。スキルはまだまだこれからだとは思いますが、「音楽に素直に踊れる」っていうのは一つの才能だと思うので、これから続けていく上でも大切にして欲しいです。

“上手になるため・勝つため” に踊らずに、”自分が好きなことを表現するため” にスキルを磨いていって欲しいなと強く思いました。
なにより楽しんで踊るのが1番だと、自分は思います

個人的に素敵だと思った方は
壮助くん、KAITOくん、Harutoくん
個性が輝いていて心惹かれました☺️

自分には忘れている感覚を思い出させてもらった気分です。ありがとうござきました。

JUDGE Runa Miura

素直な心で飛び出すU9.少し大人になり基礎や技術がつき始めたU12.そしてそこにフレーバーやフローがつき始めるU15。

どれも色のある素晴らしいカテゴリーでした!いい人をあげるとU9ソウスケ、白地に黄色のペイントの女の子、こうU12よし、細いロックの女の子U18赤混じりの髪の毛に白ティーの女の子、yuzu。私が予選でタッチした人たちは素晴らしかったです。

この子達は個性や色が出始め、バイブスが高い子もいれば、ナチュラルで自然体の子、本当に心から踊りを楽しむこと多種多様で自分の心に惹かれました。

優勝できなくて悔しい子も入賞できて嬉しい子も初めてバトルに出て緊張した子沢山いると思いますが,本質はダンスが楽しくてやっていると思います!その気持ちを忘れずに今後の人生の生きるヒントとして、進んでいってくれたら嬉しいと考えてます。皆さんとの素晴らしい出会いに感謝しております。素晴らしい命の叫びを届けてくれて有難う。

左から 、MC MSZさん、ジャッジTamakiさん、ジャッジJillow sunshine さん、 ジャッジRuna Miuraさん 、DJ masaakiさん 、オーガナイザーや~湯

沢山のご参加ありがとうございました。次回は2024年を予定しています。